KJTB0113、縦23x横33x幅14x持ち手17cm、トルコ、コンヤ、トルクメン族、オールドキリムトートバッグ(コットン+コットン/ウール)

トートバッグ, 商品

キリムNo.: KJTB0113

産地: トルコ、コンヤ、トルクメン族、オールドキリムトートバッグ(コットン+コットン/ウール)

寸法: 縦23x横33x幅14x持ち手17cm

価格: 13,200円

天然のライトベージュと焦げ茶そして茜色をベースの薄紅(うすくれない)色の組み合わせが、見せるのはおしゃれで、クラシックで、モダンで、かわいらしい表情です。

キリムは常に移動を繰り返した遊牧民のテントの中を彩る家具&インテリアとして、娘の嫁入りの持参品として織り継がれてきました。それぞれの部族に伝わる織り方があり、部族を象徴する柄は日本の家紋のような存在です。

コンヤ地域を移動したトルクメン族は、文様はなく縞柄でキリムを織り継いできました。
彼らのキリムは、まるで縫い糸の様に細く丈夫な綿糸を縦糸に、横糸は上質の天然のウールと植物で染色した色糸が使われた横縞柄です。ギュっと目が積んだ薄い伝統的な織物は、間仕切り、タペストリー、カバーなどに使われた装飾的な要素が大きい織物です。

一頭の羊の毛は、何色か混じったブチです。織り手はその天然のウールを色ごとに根気強く分けていきます。糸は、白、オフホワイト、ライトベージュ、ベージュ、茶、焦げ茶、ライトグレー、グレーなどに分けられます。

織り手は目に映る空や大地、照り付ける日射しや光、時間の流れ、季節の変化などを持ち前の創造力で織物の中に織り込んでいきました。
それぞれの糸は、織物に奥行きを出すためグラデーションに使われたり、コントラストを強調したり、色調を補足したりなど、織り手のセンスと技術を見せています。
幾何学文様を持たないトルクメンであればこそのデリケートなグラデーションはどれも見事です。

アクセントに使われた大人っぽくかわいらしい薄紅色の優しい表情が、天然のウールとマッチして見せるトルクメンの世界は、さりげなくおしゃれです。



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