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テヘラン近郊のヴェラミンには、「目くらまし」と呼ばれるデザインが織り継がれてきました。これを最初に織ったのは、トルコ東部から移住したクルド人だそうです。
目くらましデザインは、見続けると確かに目がくらんできます。見続けると頭が回ってきそうです。
織手の周りに自然しかなかった時代、空を見上げれば３６０度の展望です。さえぎる物のない空間を描いたのか？見上げ過ぎて目が回ったのか？何ともアーティストな織手です。
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