キリムNo.: KJ36044
産地: キリムズジャパンオリジナル・草木染キリム
寸法: 182x122cm
価格: 204,600円
日本では平安時代の頃から、黄色と言うと鮮やかな山吹色がイメージされたそうです。黄色は明るさ、暖かさ、輝かしさなどを表し、そして黄金色や金色へとつながります。
この明るい色合いと輝きを放つ色は美的効果のもたらす価値が好まれ、美術、工芸、建築などにも広く長く使われてきました。
染め場の職人は、夕日の光景を思い出しながら、色を染めていたのかもしれません。
日本人の八ッピィカラーの「黄色のグラデーション」と指定した色で作られた糸は、山吹色、黄金色、黄土色、橙色と、シンプルでありながらもコックリと複雑です。
この糸を手にした織り手は、染め職人の世界を精一杯表現してくれました。夕方の始まり、鳥たちはそれぞれのねぐらを目指し、暖かい団欒が待っている黄金色の空に向かって飛んで行きます。
この色あわせと構成は偶然なのか?必然なのか?キリムを生業とする人たちは無名のアーティストです。そんなピュアな感性の作品には、心揺さぶられる何かを感じます。
水の流れ:生命をささえる水が常に身近にありますようにとの願い
鳥:喜び、幸せ、良い知らせの予感、幸せに向かい飛んで行く