クッションにアップした2点の赤色をご覧ください。
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100年近いワインレッドは西トルコ、ベルガマの織手です。新作の草木染はイスタンブールの問屋さんの色で、織手は東欧からの遊牧民を先祖に持つ若い女性です。
100年前の色には及ばなくても、自身の創造する色調を目指す問屋さんの目標は、50年後の子孫にこのキリムが伝え継がれる事です。
織りも色も現代のキリムとしては申し分ありません。自然の違いがキリムに大きな影響を与えていることを知りながらも、問屋さんの思いを考えると、そのような時が来る事を祈らずにいられません。
ご覧くださいませ。