アンティーク・キリムをアップしました。
「逸品」にアップしたエルズレムは、20年前に手に入れたものです。
百数十年経った現在, 藍、茜、白の華やぎを感じさせながらも落ち着いた色使いのキリムは、現代空間を生き生きとさせる必需品として、時空を超えた存在感は、見事です。
何代もの女性たちが修理を加えながら、使い継いできたキリムです。
「120cm」のマラティア・チュアル(衣類袋)は、何とも言えない出来栄えが、笑顔を誘います。
「大きなランナー」は化学染料が使われたセミ・オールドです。
織り手の染色技術が伝わる大きなチュアル(衣類袋)が見せてくれる草木染めとは違った表情が、モダンな空間に柔らかさを与えてくれます。
写真担当の建築家の卵さん、だんだんと織り手たちとの対話が楽しくなってきた様子、彼なりのキリムの表現も、お楽しみください。